慣らし保育=かわいそうは誤解!元保育士ママが気づいた、24時間緊張からの解放と保育士さんへの感謝

産休・育休

慣らし保育が始まり、「こんなに小さい子どもを預けてかわいそう」と感じていませんか?

ネットの情報や昭和生まれの祖父母から「3歳までは母親がそばにいた方がいい」と聞くし、罪悪感を感じるママも多いのではないでしょうか。私もそうでした。

そんな不安な気持ちを抱えながら、実際に子どもを預けてみて、予想外の気持ちに気づきました。

育休中ずっと張り詰めていた緊張感が、すっと解けていく感覚。「あっ、家族以外の第三者に頼ってもいいんだ」という安心感。

この記事では、以下の内容についてリアルにお伝えします。

この記事を読むとわかること

・慣らし保育が始まって初めて気づいたこと
・24時間子どもと向き合う育休中の緊張感の正体
・慣らし保育中のママの気持ち
・元保育士ママが実際に感じた解放感のリアル


◆結論:慣らし保育=かわいそう?違います。ママと子どもに救世主が現れた日でした

慣らし保育が始まった日、ママを求めて顔を赤くして泣く息子の姿に胸が張り裂けそうになり、自然と私の目にも涙が…

子どもを産んでから「この子を守らなければ」「この子の人生を支えなければ」という、
子どもの未来と命を守る責任が自分だけにあるような緊張感があったから。

慣らし保育で初めて息子を保育士さんに息子を預け、
一人になって泣きながら帰宅した道中、
冷え切ってない入れ立てのあたたかいコーヒーが飲みたいと、
肩の力がスッと抜けた感覚がありました。

▎働くことは親のエゴではない。人を頼ることは悪いことではない。
ママの余白が笑顔を増やす。それが慣らし保育で学んだ一番大切なことでした。


◆育休中の「24時間緊張状態」って何?

子どもの命を守る責任が自分だけにある感覚

30代半ば、待望の第一子出産。
それまでは人生の中心が「仕事」だったところから一気に「子育て」に全力投球することになる。
もちろん、かけがえのない我が子は可愛いくて宝物。毎日全力で愛を注ぐ日。
生まれたての我が子はふにゃふにゃしてて、鳴き声もか弱くて。
「子どもってこんなに脆いものなの?」

悶絶するかわいさと共に、その責任は抱っこをするたびに強くなる。
保育士経験が数年あるとはいえ、お母さんとしては私も0歳。
生まれたての赤ちゃんをお世話するのは初めて。
2時間おきに起きては、
抱っこかな?ミルクかな?と産後のダメージだらけの身体に鞭を打ち、
母乳と格闘しながら、隙間に細切れ睡眠を確保。

あっという間に1日が終わる。
夫も協力的で育休もとってくれ、祖父母の協力もあったものの、
母乳神話に呪われ、うまくいかない授乳に対して息子への罪悪感が募る日々。

夜中にはどんなアラームよりも確実に目が醒める我が子の鳴き声。
なぜか夫の耳には届かない。

ある日気がついた。

「この命は私が守らないと」

そこから私の育児生活がスタートしました。

気が抜けない毎日の中で積み重なっていたもの

産後すぐはとにかく母乳を出さないとと必死になり、
うまくいかなくて粉ミルクをあげるたびに自己嫌悪。
少し吐き戻ししたものなら、体調が悪くないかと心配で眠れず。

乳児健康診査では、どこか悪いところがないか、
発達や成長に問題はないかと心配ばかりしてしまう。

眠る時は、タオルケットが顔にかからないか、
うつ伏せ寝になってないか、神経質に子どもの呼吸を確認する。
24時間、まるでスマホのバックグラウンド再生のように、
寝ている時も起きている時も常に24時間フル稼働している感覚。

睡眠不足と続く緊張感から、
たまに訪れる平和な時間に淹れたコーヒーを飲もうとした時に限って、
子どもが大泣き。
「えっ今ですか。。。😭」
いざ飲もうとした時には冷たくなったコーヒーが妙に悲しさを誘う。

実家は遠いため、本当にしんどい時には義理のご両親に甘えることもあったけれど、
気も使いすぎてしまう自分もいる。

平日はワンオペだという辛さが積み重なっていく。
夫に対してやって欲しいことを具体的に伝えていたら、
きっと対応してしてくれていたと思う。

でも、「パパなんだから言われなくても動いて欲しい」「やっぱり自分がやらなければいけない」
という、見えない使命感に駆られていた。

私にとっては夫だけが子どもが生まれる前と変わらない生活をしているように見えて、
私ばっかりが今までの生活を失って我慢している。
頑張っている。

そして夫に怒鳴ってしまった、
「二人の子どもなのにずっと一人で子育てしている気分!😡」

ようやく我が家に来てくれた奇跡を、
妊娠前は純粋に喜んでいたことを、
いつしか「寝たい」「出かけたい」「一人でゆっくりご飯が食べたい」
〇〇したいでいっぱいに。

そんな私に転機が訪れたのは、慣らし保育の初日だった。


◆慣らし保育初日、何が変わったのか

保育士さんに預けた瞬間の感覚

慣らし保育1日目は、1時間の慣らし保育。
ママとお出かけでもできると思っていたのかご機嫌の息子。
園について先生に渡した瞬間は全く泣かず。
ママといると人見知りしない子なので、もしかしたらそんなに泣かないかも!とまで思え、
きょとんとしながら私を見上げ、いなくなった瞬間に聞こえた我が子の大きな泣き声。
胸が締め付けられる思いと、息子と離れた寂しさで泣きながら帰宅。

あっという間の1時間、迎えにいくと、
顔を真っ赤にしながら大号泣!もちろん、他のお子様も全員で涙の大合唱。

内心「ここまでママを求めて泣いている子どもを、
わざわざ保育園に入れる意味あるのかな」
隣にいたママと励まし合いながらも、どんどん出てくる涙。

自宅に戻る道中、果たして保育園へ入れる選択肢は正しかったのか。
自分自身への懐疑心とちょっとした後悔が頭をよぎり、
帰宅して息子の昼寝中に「慣らし保育 かわいそう」「慣らし保育 子ども 不安定」など、
気がつけばスマホでそんな言葉や体験談を必死になって検索していました。

「味方ができた」と感じた瞬間

慣らし保育は2日目以降、
保育園の前についた瞬間から全力で「僕はママから一切離れません」モード全開。
1歳児と思えない力で全力で私の腕を掴んでは大泣きの中、
なんとかはがして息子をお願いする毎日。
毎日のように心の中で息子に懺悔しながら、慣らし保育は1時間から2時間、3時間と伸びていく。

慣らし保育の時間が長くなっていく中、
保育園でいろいろな活動をする時間も増えていて、
夕方に届く保育園アプリから連絡帳が毎日の楽しみになってきた。

👶登園時には泣いているものの、すぐに落ち着き、お友達と遊んでいます。
👶水道を出しっぱなしにしていたずらっこですね。
👶好きな絵本ができたみたいです。
👶給食をおかわりしていますよ。

かっかわいい…😍
毎日の息子の様子も細かく伝えてくれ、
ほっこりするエピソードを一緒に笑い合ったり、
息子の成長を一緒に喜んでくれる。

息子に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった中、
救世主が現れたかもしれない!保育園って最高かも!
という気持ちに変わってきました。


◆保育士さんへの感謝

息子が保育園に通ってからは、午前中に家事と簿記2級の勉強、
ブログを書く時間もできた。
美容院や通院、一人ラーメンに一人カフェなど、とにかくリラックスする時間ができた。

なんだろう、
「寝たい・出かけたい・一人でご飯が食べたい」気持ちでいっぱいだった自分が、
どんどん満たされてフラットに戻る感覚になり、
少しずつ心に余白を感じ始める。

自分のランチは納豆ご飯か卵かけご飯のローテーションだった日々が、
一人で好きなご飯を選んで、カウンター席のお店にもふらっと入り、
子どもが食べることを考えずに、自分の好きなメニューを食べられる幸せ。
そんな調子のため、保育園で給食が開始したときには特にありがたみを感じた。

毎日朝昼晩の献立を考え、栄養バランスを考え、
作った料理は職人のようにハサミでチョキチョキ細かく刻む。

ようやく作ったご飯、
物を落とすことにどハマり中の息子が、
椅子の上から豆まきのようにまいて、無惨にも散っていく。

食後に散らかったテーブルや椅子、
床を片付けている時に限って息子が危ないことを始める。

それを止めに行く途中、落ちていたご飯を自ら踏みつけ、
床中にご飯のスタンプを押しながら歩いてしまう。

小さい我が子とのご飯は1食でも本当に大変。
保育園に通ってプロの栄養士さんが作ったご飯を提供していただけることが、
こんなに有難いとは思わなかった。

保育士さんが安全に見守ってくださるおかげで、
こんなにも平穏な日常を過ごすことができるようになったこと、
感謝しかない。


◆まとめ:慣らし保育で気がついたこと3つ

慣らし保育で気がついたことを3つまとめます。

①息子と過ごす時間の質が上がった

息子といる時間が物理的に少なくなったことで、
一緒に過ごす時間がいかに貴重なのかを再確認できた。
何より、離れている時間が長いからこそ、
可愛くてたまらなくて、今まで以上に愛を伝えてしっかりとぎゅーっとしてあげられたり、
息子の遊びにもしんどい顔せず笑顔で全力で付き合えるようになった。

②生活にメリハリが戻ってきた

今までは、とにかく1日中時間があるので、
家でダラダラ。
家に置いているおもちゃに飽きて、すぐにテレビを見たがるのも悩みでした。
テレビがダメだと思っているのではなく、
一方通行のテレビの情報をキャッチするだけだど、
成長期の息子にとって遊びの幅が狭くなる気がして、
このような過ごし方で果たして良いのかと悩むことも多かった。
それが、保育園ではいろいろな遊びを取り入れており、
たくさんのこどもとも関わりながら、
新しい刺激を受ける環境で過ごすことができている。
そのおかげなのか、起きたらまずはリモコンを持って、
「テレビつけて!」のアピールをする息子が、
自分の意思でハイハイではなく歩こうと頑張ったり、
家のおもちゃも飽きずに遊べるように。

③一人で頑張りすぎないでいいと思えた

やはりこれが一番大きいですね。
今まで気を張って産後から駆け抜けてきた気持ちがリセットされ、
「一緒に子育てを伴走してもらえる先生がいる!」
こう思えるようになったことで、心の余裕から笑顔が増えたかもしれません。


◆最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。
慣らし保育でまだまだ不安だらけの方が多いと思います。
一方、自然と心にも余裕が持てるようになった方もいるのではないでしょうか。

保育園に通わせることは、子どもにとってかわいそうなこと?
私自身もかわいそうかもしれないと思いながら、
慣らし保育をスタートしました。

でも、いざ通ってみると適応していく逞しい息子。
結論、かわいそうに見えるのは「親の視点」だけ。
子どもはちゃんと順応して、世界を広げている最中かもしれません。

そして何より、
「少し離れることで気がつけること」
もたくさんありました。

子どもにとって何が正解か、これは正直誰もわかりません。
でも一番近くにいる母親が仕事を頑張っている姿、
笑顔でいる姿はきっと子どもにとっても輝いて見えると思います。

もし今、不安や罪悪感を感じているなら、
その気持ちも含めて、きっと大丈夫です。

この記事を書いた人
【大手プロフェッショナルファーム勤務(採用支援)× 国家資格「保育士」保持の1歳児ママ】

【大手プロフェッショナルファーム勤務(採用支援)× 国家資格「保育士」保持の1歳児ママ】
金融業界、教育系ベンチャーを経て現在は大手プロフェッショナルファームにて様々なクライアント企業の採用支援を行う傍ら、保育士国家資格も保有。
キャリアの専門知識(人材業界)× 子どもの専門知識(保育士資格)× 自身の出産・育児経験を掛け合わせ、働くママが直面する「お金・仕事・育児」のリアルをお伝えし、モヤモヤを解消できるようなブログ『ステラノート』を開設。
2025年に第一子を出産し、現在育休中。2026年5月に職場復帰予定。キャリア構築や家計などのお金についてのほか、子育てに関しては保育業界を知るママとして、プロの視点からお役に立つ情報を発信していきます。

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