育休復帰、時短かフルタイムかどっちがいいか迷っていませんか?
ハードルは低そうだけど給与が下がるのが時短、仕事は大変だけどしっかり稼げるのがフルタイム。どっちを選んでも後悔しそうで、決められないですよね。

😨時短にすると給与が大幅に下がる…
😨フルタイムにすると家事や育児が回るか不安…
😨周りに聞いても「人それぞれ」としか言われない
そんな悩みを抱えるママにぜひ読んでほしい記事です。
2026年5月に育休から復帰した私が、人材業界10年以上×元保育士×当事者ワーママの視点でリアルにお伝えします。
ちなみに私は、5月だけ時短勤務、6月からフルタイムを選択しました。
先に結論をお伝えすると、時短かフルタイムかに正解はありません。でも、自分の軸で選ぶための「判断基準」はあります。
この記事を読むとわかること✅
・時短とフルタイムの給与・手当・社会保険の違い
・それぞれのメリット・デメリット
・後悔しないための判断基準3つ
SNSや周りの人の意見を聞くと悩みはつきませんが、ご自身の軸でどちらかを選択できるような情報をお伝えできればと思います。
育休明けは時短かフルタイムどっちがいい?私が出した結論
私の結論は「5月だけ時短、6月からフルタイム」でした。
理由は3つあります。
✅ 復帰直後は子どもの体調不良が多く、保育園に慣れる期間が必要だった
✅ 時短でも仕事の量はあまり変わらないと予測していた
✅ 給与の差が想像以上に大きかった
特に給与については心配だったので、事前に人事部に確認し、具体的な金額を算出していただきました。
金額を見て衝撃!!!
月額にして11万円も下がるではありませんか…

保育料もかかることを考えると、育休手当より収入が下がることがわかり、大切な子どもを預けて働くにはあまりにも惨めでした。
今後の自身のキャリアパスを考えても、給与も役職もどんどん失い、後輩に先を越されながら働くことは、社会人生活を頑張ってきた自分がすべて否定されるような感覚も。
また、復帰初月は保育園の洗礼で子どもが体調を崩すということも聞いていたのですが案の定、仕事復帰をした5月で有給を一気に6日間使うことに。
わたしの会社は、時短とフルタイムを1ヶ月ごとに変更できることから、上記に述べたポイントを踏まえて、5月中に6月からのフルタイムを決断しました。
ただしこれは私の場合の結論です。家庭の状況や会社の働き方、環境面によって最適解は変わるので、この後の比較を見ながら一緒に考えていきましょう。
時短勤務とフルタイムの違いを比較
◎時短勤務は何時間?給料はどうなる?
時短勤務は法律上、原則1日6時間とされています(育児・介護休業法)。正社員の身分のまま利用できる権利なので、雇用形態が変わることはありません。
給与は「ノーワーク・ノーペイの原則」により、働いていない時間分が減額されます。
| 項目 | フルタイム | 時短(6時間) |
|---|---|---|
| 勤務時間 | 7.5〜8時間 | 6時間 |
| 給与 | 100% | 約75〜85% |
【対象となる労働者】
3歳に満たない子を養育する労働者のうち、以下の要件を満たすもの
✅️短時間勤務制度が適用される期間に現に育児休業(産後パパ育休を含む)をしていないこと
✅️日々雇用されるものでないこと
✅️1日の所定労働時間が6時間以下でないこと
💡時短勤務で実際に私の給与はどれくらい下がった?
気になる方も多いと思うので、私の体験をお伝えします。
結論、先程お伝えした通り、月に約11万円給与が下がりました。一般的に時短勤務の給与はフルタイムの75〜85%程度になると言われています。
フルタイムから時短(1日6時間)になったので当たり前かもしれませんが、正直、給与明細を見たときはかなりショックでした。
計算の仕組みはシンプルで、こんなイメージです。
フルタイムの月額 ÷ フルタイムの所定労働時間 × 時短勤務の労働時間 = 時短勤務の月額
働いていない時間分が減額される「ノーワーク・ノーペイの原則」ですね。
理屈はわかるものの、ここまで得た経験をもとに、同じような仕事内容をこなすには、納得感は得にくいですよね。

時短勤務の給与計算は会社によってルールが異なります。みなし残業の扱いや通勤費の支給方法も会社ごとに違うので、自分がどれくらいになるかは必ず会社の人事に確認してください。なお、残業した分や通勤費(定期代)は別途支給されるのが一般的です。
◎時短にすると2人目の育休手当は減る?
ここ、2人目を考えているママには超重要ポイントです。
結論からお伝えすると、時短勤務で給与が下がったまま2人目の育休に入ると、育休手当も減る可能性が高いです。
理由は、育休手当(育児休業給付金)が育休開始前6か月間に支払われた給与をもとに計算されるからです(※賞与は計算に含みません)。
1人目の復帰後に時短勤務で月給が下がっていると、その下がった給与が基準になるため、2人目の手当も少なくなってしまうんです。
◎2025年度からの新しい制度「育児時短就業給付」
しかし、ここで朗報もあります!
2025年4月から時短中の給与減は「育児時短就業給付金」でカバーできる新しい制度が始まりました。
2歳未満の子どもを育てるために時短勤務をして給与が下がった場合、時短中の各月に支払われた賃金の最大10%が支給される制度です。

時短勤務の賃金の最大10%が支給なので、フルタイムの時の給与に対して支払われるではない点、気をつけてくださいね!
つまり、時短で給与が下がっても、その一部が給付金として戻ってきます。
💡ポイント:「3歳まで」と「2歳まで」は別物です
時短勤務まわりは年齢の基準が2つあって混同しやすいので、整理しておきます。
| 内容 | 対象期間 |
|---|---|
| 時短勤務(原則1日6時間)が使える | 子どもが3歳になるまで |
| 育児時短就業給付金(賃金の最大10%)がもらえる | 子どもが2歳になるまで |
時短勤務そのものは3歳まで使えますが、給与減をカバーしてくれる10%の給付金は2歳までしか対象になりません。
⚠️ 2人目を考えている方は、1人目が2歳を過ぎると、この10%給付の対象から外れる点に注意してください。
なお、この「育児時短就業給付金」は時短中の手取りを補う制度であって、2人目の育休手当を増やす制度ではない点にもご注意ください。
💡時短就業中の賃金が開始時の賃金日額の90%未満の場合は、その賃金の10%が給付されます。ただし給料が時短前より10%以上減っていない場合は支給率が調整されます。
この制度の対象になる人・注意点
✅ 雇用保険の被保険者で、2歳未満の子を養育するために時短勤務していること
✅ 申請は原則として会社を通じて行う
✅ 支給限度額・最低限度額があり、毎年8月1日に改定される
「時短は給与が下がるからフルタイムにしなきゃ」と諦めていた方も、この制度を知っておくと選択肢が広がりますよ🌸
◎時短を選ぶメリット・デメリット
<メリット>
✅ 月の労働時間が短いので体力的に多少楽に感じる
✅ お迎えに余裕を持って行ける
✅ 時短という制度を利用しているので堂々とした気持ちで早めに退社できる
✅ 2025年からは育児時短就業給付で給与減を一部カバーできる
<デメリット>
❌ 給与が大幅に下がる。もちろんボーナスも減額。
→私の場合月約11万円減😭💦
❌ 仕事量はフルタイムとあまり変わらないことがある
→私の場合は営業でしたので、等級で目標は決定するため、目標額は一切変わりませんでした。
❌ 時短のまま2人目の育休に入ると手当が減る可能性がある
→年齢的にも早めに二人目がほしかったので、二人目育休の金額が下がるのは痛手です。
❌ キャリアアップが遅れる場合がある
→親切心から時短にしたら?と言っていただけることもありました。時短でも営業目標だけはかわらないのに、早めに帰宅するというだけで、社内での重要な役割にチャレンジできるチャンスが減る印象でした。過去、時短の先輩が昇進から遠のいていたことも。
◎フルタイムを選ぶメリット・デメリット
メリット
✅ 給与が時短より高い
✅ 2人目の育休手当が満額ベースで計算される
✅ キャリアアップ・評価につながりやすい
✅ 将来の厚生年金が増える
デメリット
❌ 子どもの急な体調不良への対応が大変
→夫と平等な立ち位置だからこそ、小競り合いしながらどっちが休むのかを話し合ってました。
❌ 家事・育児との両立がしんどい
→1日1.5時間多いだけと思っていたものの、子どもを寝かしつけた後に仕事をすることが圧倒的に増えました。いまだに、一番良い方法を手探りで探している状況です。
❌ 自分の時間がほぼなくなる
→副業や読書、資格勉強をしようと考えていたものの、本業の仕事で手一杯になることも多く、平日の自分時間をとることが難しくなりました。

正直、フルタイムになって、時短だからという言い訳が通用しないプレッシャーはあります。ただ、体力的には時短でもフルタイムでも結局通勤と仕事で疲れるので、そこはあまりかわらないかな?という印象。あとはタイムマネジメントだけですね。
育休明けに時短かフルタイムか、どっちが得?判断基準3つ
① 家計へのインパクト
皆さんが気にされる一番の理由はお金という方も多いのではないでしょうか。
正直、時短にすると月5〜10万円程度給与が下がります。居住エリアや世帯収入によっては保育料が高いケースもあるので、毎月赤字家計にならないか、しっかりシミュレーションが必要です。
② 2人目の予定があるか
2人目を近いうちに考えているなら、フルタイムに戻してから産休に入る方が育休手当の面で有利になる可能性があります。原則、育児休業開始前6か月間の賃金から計算されますのでご自身でタイミングを計算し、無理がない場合はフルタイムに戻してもいいかもしれません。
③ キャリアプラン
昇給・昇進を目指すなら早めのフルタイム復帰が圧倒的に有利です。一方、今は育児優先と割り切るのも立派な戦略です。
💡働き方に迷ったとき、キャリア相談を受けてみるのもひとつです!
会社によってはフレックスやリモートがない場合もありますよね。正直、わたしの周りのママでサービス業や昔ながらの雇用形態のため、フレキシブルに働けずに大変な思いをしているママも多いです。一方、わたしはフルフレックスとリモートがあります。6月からフルタイム復帰できたのもこの働き方のおかげ。働き方ってめちゃくちゃ大事です!
「今の会社がすべて」ではありません。転職っていっても、「子どもがいるから」「年齢が若くないから」そんな心配をお持ちの方もいるかもしれません。
正直、世の中には本当にたくさんの会社があります。しかも、直近の有効求人倍率が1.18倍。求職者に有利な売り手市場といわれています。
自分の市場価値を知ると、視野が一気に広がります。転職するつもりがなくても、情報収集やキャリアの棚卸しをするだけでも世界がひろがりますよ。働き方、諦めないで!!
私自身も人材業界にいるからこそ思いますが、まずは情報を見てみるだけでも視野が広がります。
👉【ワンキャリア転職】はこちらまとめ:正解は一つじゃない。あなた軸で決めよう
時短かフルタイムかの選択に正解はありません。
わたしは、復帰してから1ヶ月目は時短、2か月目以降はフルタイムを選択しました。
理由は、毎月給与減額と二人目育休手当の減額を想定し、金銭面でのインパクトを抑えたかったから。
また、結局働くことは変わらない上に、営業という職種上、求められる目標値もそこまで変わらない。
全体的な仕事量もきっと同じになるだろうなと予想もできました。
であれば、リモートやフルフレックスというありがたい制度を使ってしっかり稼ぐことを決めました。
この記事のまとめです。
・時短は育児と両立しやすいが、給与減+2人目の手当に影響する可能性あり。
・2025年からの育児時短就業給付で時短の給与減は一部カバーされる
・フルタイムは収入・キャリア・2人目の手当に有利だが負担が大きい
・判断基準は「家計」「2人目の予定」「キャリアプラン」の3つ

黒字家計で、金銭的にも余裕があったり、二人目はまだ先でとにかく労働時間を短くしたい方には時短がおすすめですね!わたしのように、金銭的なインパクトを減らしたかったり、すぐに二人目を考えている方はフルタイムを考えてみてもいいかもしれません。もちろん、職種や会社の働き方にもよりますし、優先順位と働く環境のバランスを考えてみてください。
大切なのは「周りがどうしているか」ではなく、
あなたが今なにを大切に考えていて、家族にとって何が一番大切かを軸に決めることです。
私自身も試行錯誤をしながら育休をあけて仕事にチャレンジしています。
みなさんも一緒にがんばりましょう!!!どちらを選んでも、あなたの選択は正しいです🌸

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